ダウカンテ・スバチューテ

1991年生まれ
リトアニア
スバチューテのイラストレーションは、日常に潜むささやかな奇妙さへと目を向けている。風変わりなモノ、言葉遊び、一瞬のカルチャー的な違和感が、彼女にとってイメージを生み出す素材となる。
視覚表現を軸としながらも言語への関心が強く、しばしば駄洒落やフレーズから出発し、ドローイングを通して物語へと展開していく。
彼女の作品においてユーモアは、世界のどこか不条理な論理を観察するための方法でもある。
家庭の細部からポップカルチャーの演劇性まで、壮大なテーマを求めるのではなく、ジョークや置き去りにされたモノ、ポップカルチャーのズレ、すでに半分フィクションのような状況に魅力を見出している。
その結果生まれるのは、機知と観察、そして柔らかな不条理さが共存する、遊び心に満ちた精密なビジュアル言語である。



