アニタ・パエグレ

1956年生まれ
ラトビア
パエグレの作品は、児童書イラストレーションを中心に展開され、精緻なディテール、穏やかなユーモア、生き生きとしたキャラクターによって、温かく豊かな物語世界を築き上げている。小さな筆と幾層にも重なる色彩によって描かれる画面には、植物、動物、建築、アンティーク、楽器などが細やかに描き込まれ、ときにリガの街並みを思わせる風景が背景として現れる。
数十年にわたり数多くの書籍を手がけ、ラトビアを代表する作家たちと密接な協働を重ねながら、テキストとイメージが切り離せない関係を築いてきた。
その作品は、ブラチスラヴァ世界絵本原画展、タリン・イラストレーション・トリエンナーレ、日本のヨーロッパ・イラストレーション・ビエンナーレ、ボローニャやフランクフルトのブックフェアなど、国内外で広く紹介されている。
IBBYオナーリスト、Jānis Baltvilks Prize、Golden Apple-Tree Awardなどを受賞しているほか、ハンス・クリスチャン・アンデルセン賞およびAstrid Lindgren Memorial Awardにもノミネートされている。
また、児童書芸術への貢献によりラトビア芸術アカデミー賞も授与された。





